「なぜ泣いているのかわからない」「何をしても泣き止まない」
初めての夜泣きに直面したとき、多くのママが感じる不安と戸惑い。
大丈夫です。あなた一人じゃありません。
この記事では、夜泣きに初めて向き合うママが「今夜から実践できる」具体的な方法を、体験談と医師の見解を交えてお伝えします。読み終わる頃には、夜泣きに対する不安が少し軽くなり、具体的な行動計画が見えているはずです。
夜泣きの基本を理解しよう:まず知っておきたい3つのルール
ルール1:夜泣きは自然な現象
「夜泣き」とは、お腹が空いた、オムツが濡れた、体調不良など明確な理由がないのに真夜中(おおよそ深夜0時〜明け方5時頃)に赤ちゃんが泣き出し、あやしてもすぐには泣き止まない状態を指します。生後0〜12か月頃の赤ちゃんには珍しいことではなく、ほとんどすべての赤ちゃんが通る自然な現象です。
初心者ママがまず覚えておいてほしいのは、夜泣きには個人差がるため、特効薬のように誰もが治る方法は今のところ分かっていませんが、夜泣きの改善におすすめしたい方法は様々ありますということ。
つまり、あなたのせいではないし、赤ちゃんが病気なわけでもありません。
ルール2:月齢によって原因が変わる
夜泣きの原因は赤ちゃんの成長とともに変化します。
生後6ヶ月未満
生後6か月未満の赤ちゃんは、昼夜の区別がまだついておらず、睡眠サイクルも未熟なため、昼夜問わず頻繁に泣きます。この時期の夜泣きは、主に生理的な要因であることが多く、空腹やオムツの不快感、部屋の温度などが原因として考えられます。
生後6ヶ月以降
脳は寝ている間に日中の記憶を整理しています。赤ちゃんの脳はすごいスピードで発達し、その処理を行おうとしますが、その記憶から怖い夢を見てしまったり、処理しきれず覚醒してしまったりする時に夜泣きをすると考えられています。
ルール3:必ず終わりがある
赤ちゃんの夜泣きの時期は生後2、3カ月頃から始まり、9カ月頃に夜泣きのピークを迎え、1才を過ぎる頃から少しずつ治まると言われています。
ただし、夜泣きの終わりが来るその日まで「気長に付き合う」くらいの気持ちを持つことが赤ちゃんと親御さんの良い関係を築きます。
夜泣きが始まったときの5つの実践法
1. 不快感チェック:最初の30秒でできること
夜泣きをしたら、まず確認すること 赤ちゃんが夜泣きしたときには、次のような「不快感はないか?」をまずチェックしましょう。
– オムツは濡れていないか
– 暑すぎたり寒すぎたりしないか
– 服がめくれて背中が出ていないか
– 髪の毛が顔にかかっていないか
先輩ママの体験談:
「最初の頃は何をしていいかわからなくて、いきなり抱っこしていました。でも、単純にオムツが濡れていただけということが多くて。まずは基本的なことから確認するようになりました」(1歳半のママ・東京都)
2. 抱っこと声かけ:安心感を与える方法
最も多かったのは「抱っこする」で72.5%、次いで「おっぱい(ミルク)を与える」が67.3%でした。赤ちゃんが泣いたら、まずは「安心させること」「おなかを満たすこと」がママたちの第一手段といえそうです。
効果的な抱っこのコツ
抱っこや子守唄などで落ち着けるように促すのも効果的です。赤ちゃんによって安心する抱き方はさまざまであるため、いろいろと試してみるとよいでしょう。
– 縦抱きで背中をトントン
– 横抱きで左右にゆらゆら
– 胸の前で丸くなるように抱く
声かけのポイント
「大丈夫だよ」「ママがいるからね」など、いつもと同じ優しい声で話しかけましょう。赤ちゃんはママの声を聞くだけで安心することがあります。
3. 音で落ち着かせる:胎内音の活用
胎内で聞いていた音と似た音を聞いて、赤ちゃんが安心して眠ることもあります。有名なものではテレビの砂嵐の音や、流水音、ビニール袋をすり合わせるガザガザ音などがあります。
今すぐ試せる音
– 流水音(蛇口から出る水の音)
– ビニール袋をクシャクシャする音
– 「シーッ、シーッ」という音
– いつものオルゴールの音楽
先輩ママの体験談:
録画した「おかあさんといっしょ」を見せると目が覚めるのか、泣き止んで真剣にみてます。それで、しばらくするといつの間にか寝てる感じです。
4. 環境を変える:場所移動の効果
なにをしても泣き止まない時は、思い切って電気をつけて一緒に遊ぶのも効果的です。また、ベランダなどに出て、外気に触れさせると部屋に戻った後にすんなり寝る子もいます。
環境変化の方法
– 寝室からリビングへ移動
– ベランダに出て外気に触れる
– 窓を開けて換気する
– 一度電気をつけて起こしてから再度寝かせる
どうやっても泣き止まず、興奮状態になっている時は一度しっかり起こしてみましょう。部屋を明るくしたり部屋を移動して少しだけ遊んであげたりしてからもう一度寝かしつけをすると、すんなり寝てくれる場合があります。
5. おくるみ(スウォドリング):安心感を高める
広げたおくるみやタオルなどの上に赤ちゃんを寝かせ、体を少しだけきつめにくるんで、手足が動かせないようにすっぽりと包みます。これを「スウォドリング」といい、かつては日本をはじめ、世界中で行われていた子育て法です。
一見窮屈そうに見えますが、丸まった体勢になるようにくるんであげることで、赤ちゃんはママのおなかの中にいたころを思い出して安心し、落ち着いてよく眠ることができるといわれています。
実際のママたちの体験談:試行錯誤の日々
「何をやっても効果がなかった」ママの話
うちの子は毎日夜泣きしており、戦ってました。対策として朝の日の光を浴びせたり、日中の活動量を増やしたり、よく食べさせたり、寝る前に寝つきを良くする音楽をかけたりしましたが、うちの子は全く効果がありませんでした。でも、1歳を過ぎた頃から少しずつ夜泣きの程度が軽くなってきました。
この体験談から学べることは、どの方法が効果的かは赤ちゃん次第だということ。そして、必ず終わりが来るということです。
「パパとの協力で乗り切った」ママの話
1人目の時は、次の日もパパは仕事に行かなくちゃだから寝かせなくちゃと思って、私が起きてあやしたり、抱っこしたりミルク作ったり。全部1人でがんばりました。結果精神的につらくて、何で私だけ?と思ってパパに八つ当たりしてしまいました。2人目の時は、考え変えてパパにもミルクお願いしたり、交代で抱っこしたりしました。
「いったん諦めることの大切さ」を学んだママの話
保育士さんにも言われたけど、ママが辛すぎるようなら、赤ちゃんが泣いたままでも少し休憩すること!っていうのが楽になったかな?悩みすぎず、疲れちゃったら最悪電気つけて、お気に入りのおもちゃ持ってきてもいいし!!あれもやってこれもやってって、大変ですよね育児って!頑張り過ぎないこと、これしかないです。
夜泣きへの向き合い方:心構えとマインドセット
完璧を目指さない
「泣きやませようと必死になると、余計に泣きやまないもの。開き直ってどーんと構えていると意外とスンナリ寝てくれた気がします」という先輩ママの言葉があります。
夜泣きは「解決するもの」ではなく「付き合うもの」と考えることで、ママの気持ちが楽になります。
家事は後回し、睡眠を優先
「腹をくくって夜泣きにつきあい家事はあきらめる。洗濯物が山積みでも気にしない!」「まだ継続中だが、睡眠はお昼寝の時に一緒にして家事は後回しにする」。
夜泣きの時期は、ママの体力と精神力を最優先に考えましょう。
パートナーとの協力体制
夜泣きに限らず、子どもが小さくて大変な時にパパにやって欲しかったことは、「身体的負担の軽減」ママが思う存分睡眠を取れるよう、休日昼間に責任を持って1人で子守をやってほしい「精神的負担の軽減」夜泣きなど子育てでイライラして子どもを叱ったりしてしまっても、ママを責めないで、黙っていてほしい。
予防できること:日中の過ごし方
生活リズムを整える
子どもを早く起こす、午前睡、お昼寝の時間を決めるなど、生活リズムを大人が決めてあげることで子どもの生活リズムが早く整い、夜泣きが減ることがあります。睡眠だけでなく、食事や入浴の時間も一定にしてあげるとより効果的です。
基本的な1日のスケジュール
– 朝7時:起床・朝の光を浴びる
– 午前:外気に触れる時間を作る
– 昼:お昼寝(15時までに終了)
– 夕方:入浴
– 夜:就寝ルーティーン
適度な疲労と刺激
日中に外で太陽の光を浴びて遊ばせると、夜は疲れてぐっすり眠ってくれることが多くなるはずです。ですが、初めての場所や知らない人とたくさん会うと、赤ちゃんにとって大きなストレスや刺激となってしまう可能性があります。
刺激は適度に、疲れすぎない程度に調整することが大切です。
いつ医師に相談すべきか
夜泣きは基本的に自然な現象ですが、以下の場合は小児科に相談を検討しましょう:
– 昼間も機嫌が悪く、食欲もない
– 発熱や他の症状を伴う
– 泣き方がいつもと明らかに違う
– ママの体力や精神状態が限界
赤ちゃんの様子だけでなく、ママ自身の状態も大切な判断材料です。
まとめ:今夜から始められること
夜泣きに初めて向き合うママへ。
今夜から実践できること
1. 夜泣きが始まったら、まず不快感チェック
2. 抱っこしながら優しく声をかける
3. 効果がなければ場所を変える
4. 音を活用して安心感を与える
5. 完璧を目指さず、休憩することも大切
心に留めておいてほしいこと
– 夜泣きは自然な現象で、あなたのせいではない
– 必ず終わりがある
– 完璧な対処法はないので、試行錯誤でOK
– ママの体力と精神力が最優先
「いつか必ず終わりは来る!と希望を持って、無理にでも心に余裕を」という先輩ママの言葉のように、今は大変でも必ず穏やかな夜がやってきます。
親だって寝ていい、昼夜問わずいつも応えなくてもいい、その方が子どもにも「今は静かに寝る時間」「今は楽しくはしゃぐ時間」「抱っこしてもらえる時間」がわかりやすい。
あなたも赤ちゃんも、そして家族みんなが笑顔で過ごせる日々が必ずやってきます。今夜は、できることから一つずつ試してみてくださいね。


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