こんにちは。毎日お疲れさまです。
「何を言ってもイヤ!って言われて困ってしまう」
「保育園に行くよって言っただけで大泣き」
「どんな声かけが正解なのかわからない」
こんな風にイヤイヤ期の声かけで悩んでいるママは本当に多いですよね。
私自身も、最初は何をやっても「イヤ!」と言われて、毎日どうしたらいいか分からなくなっていました。でも、基本的な声かけのコツを知ってからは、子どもとの毎日が驚くほど楽になったんです。
今回は、初心者ママでも今すぐできる、イヤイヤ期の基本的な声かけテクニック7選を実例と一緒にお伝えします。これを読めば、明日からの子育てが少し楽になりますよ。
イヤイヤ期ってどんな時期?まずは基本を知ろう
イヤイヤ期とは、一般的に1歳半から3歳頃にかけて現れる「自我の芽生え期」です。イヤイヤ期は「自立したい欲求」と「まだできない現実」のギャップから生まれます。モンテッソーリ教育では、この時期を「自立への敏感期」と捉え、健全な発達の証拠として大切にします。
つまり、子どもの「イヤ!」は、わがままではなく成長のサイン。「あれやりたい!」「これはイヤだ!」「自分でやりたい!」これらは、子どもが自分の気持ちを伝えようと必死になっている姿なんです。
よくある3つのイヤイヤパターン
実際の育児現場でよく見られるイヤイヤパターンを見てみましょう。
1. 何でも「イヤ」パターン
「保育園行くよ」→「イヤ!」
「ごはん食べよう」→「イヤ!」
「お風呂入ろう」→「イヤ!」
2. 自分でやりたいパターン
靴を履かせようとしたら「自分で!」と言って大泣き。でも実際にはまだできない。
3. 思い通りにならないパターン
お菓子を一つしか食べられないと分かった瞬間に床にひっくり返って大泣き。
どれも見覚えがあるのではないでしょうか?
【基本テクニック1】まずは気持ちを受け止める声かけ
イヤイヤ期の対応で一番大切なのは、子ども「イヤ」と言った時、まずはその感情を理解し、受け止めることが大切です。
実践例
子どもの行動: お風呂に入るのを嫌がって「イヤ!」と大泣き
NGな声かけ:
「何でイヤなの!早く入りなさい!」
OKな声かけ:
「そうだね、イヤなんだね」と声をかけることで、子どもは自分の気持ちが理解されていると感じます
まずは「お風呂イヤなんだね、嫌な気持ち分かるよ」と子どもの感情を受け止めてあげましょう。
我が家での実体験
私の娘が2歳のとき、歯磨きを嫌がって毎晩格闘していました。最初は「虫歯になるよ!」「早くして!」と言い続けていたのですが、効果はゼロ。
それから「歯磨きイヤなんだね」と受け止めることから始めてみました。すると、娘の表情が少し落ち着いたんです。感情を受け止められることで、子どもは安心し、自分の感情を表現することに対してポジティブな感情を持つようになります。
【基本テクニック2】選択肢を与える声かけ
イヤイヤ期の子どもは「自分で決めたい」気持ちが強いもの。「AとB、どっちがいい?」と子ども自身に選ばせてあげるのが効果的です。
実践例
場面: 着替えを嫌がる
NGな声かけ:
「この服着なさい!」
OKな声かけ:
「ズボンとTシャツ、どっちから着替える?」
このように、親が許可した範囲内で選択肢を提示することで、自分で決める経験は、「自分でできた」満足感につながり、イヤイヤをポジティブな自己主張へと転換させるきっかけになります。
実例:歯磨きシーン
子どもの行動: 歯磨きタイムで逃げ回る
実際の声かけ:
「いちご味とりんご味の歯磨き粉、どっちにする?」
娘は「いちご!」と嬉しそうに選んで、そのあとは素直に歯磨きをさせてくれました。
【基本テクニック3】ワンクッション置く声かけ
何かに熱中している子どもの行動を切り替えるのは簡単なことではなく、何を提案しても「イヤ!」と拒絶されてしまうことがあります。そんなときはいきなり行動を切り替えるのではなく、ワンクッション置くことを心がけましょう。
実践例
場面: 絵本に夢中な子どもにお片付けをしてもらいたい
NGな声かけ:
「絵本やめて!すぐ片付けして!」
OKな声かけ:
「それが終わったらお片付けしてご飯にしようね」
今やっている楽しいことをいきなり奪われるのではなく、一区切りするまで待ってもらえるので、子どもの抵抗感や反発心も少なく素直に行動してもらいやすくなるでしょう。
時間の伝え方のコツ
時間や量に関する制限を設けたいときは、「あと少し」「もうちょっと」といったあいまいな表現ではなく、目で見てわかるようなルールを決めておくのがポイントです。
具体的な例:
– 時計を指さしながら「あの長い針が6のところに来たら帰るよ」
– 指を1本立てながら「お菓子はあと1つだけね」
【基本テクニック4】エンターテイン(楽しく)する声かけ
子どもをエンターテインしながら(楽しませながら)声かけをすれば、どんな状況でも、子どもを誘導してうまく行動してもらえるのではないかという方法が注目されています。
実践例:お片付けシーン
子どもの行動: おもちゃを片付けたがらない
実際に効果があった声かけ:
「さぁ、◯◯くんが積み木を片付けています。おぉーっと、□□ちゃんも大きなカバンをしまっています、これはすごい!△△くんはできるでしょうか?」などと実況中継をします
すると、「イヤ!」と言っていた子も実況してもらう遊びに興味が出て、動き出すことがあります。
実際の体験談
我が家では、靴を履くのを嫌がるとき「靴さんが◯◯ちゃんを待ってるよ〜」と靴になりきって話しかけました。「早く一緒にお散歩行こうよ〜」と靴の声で話すと、娘はクスクス笑いながら「うん!」と靴を履いてくれました。
楽しい雰囲気を作ることで、子どももスムーズに次の行動に移りやすくなります。
【基本テクニック5】気持ちを代弁する声かけ
イヤイヤ期の子どもは、まだ自分の気持ちをうまく言葉で表現できません。「〜したかったんだね」「うまくできなくて悔しかったんだね」と、親が気持ちを代弁してあげると、子どもは「分かってもらえた」と安心します。
実践例
場面: 自分で着替えようとして失敗し、大泣き
子どもの状態: 言葉で説明できずに「イヤ!イヤ!」と泣いている
効果的な声かけ:
「○○したくないんだね」「○○が嫌なんだね」といった形で子どもの気持ちを言葉にして返してあげましょう
「自分でやりたかったんだね」「上手くできなくて悔しかったんだね」と、具体的に気持ちを代弁してあげることが大切です。
実体験:公園から帰りたくないシーン
息子が公園で遊んでいるときに「帰るよ」と声をかけると、毎回床に転がって大泣きしていました。
そんなとき、「まだ遊びたかったんだね、楽しかったもんね」と気持ちを代弁したら、息子が「うん…」と頷いて、手をつないで帰ってくれるようになりました。
【基本テクニック6】共感と提案をセットにする声かけ
ただ共感するだけでなく、そのあとに子どもが納得できる提案をセットにすることで、スムーズに次の行動に移れます。
実践例
場面: 食事を嫌がる
ステップ1(共感):
「ごはんイヤ」「食べない」と言われると焦ってしまいますが、子どもには食欲の波があります「今はお腹すいてないんだね」
ステップ2(提案):
無理に食べさせるのではなく、「じゃあこのスプーンでひと口食べてみようか」と少しずつ促す声かけが効果的です
実際の効果
この方法を使うようになってから、食事の時間が格段に楽になりました。無理強いせず、子どもの気持ちを受け止めながら小さなステップを提示することで、子どもも納得して行動してくれるように。
【基本テクニック7】待つ時間を作る声かけ
イヤイヤ期の子どもは未熟なため、気持ちのコントロールに時間がかかります。そのため、すぐに行動を求めるのではなく、声かけをした後しばらく様子を見てみるのもおすすめです。
実践例
場面: お風呂に入るのを嫌がる
実際の対応:
1. 「お風呂入ろうか」と声をかける
2. 「イヤ!」と言われても、急かさない
3. 「そうだね、今は入りたくないんだね」と受け止める
4. 少し時間を置く
5. 「お風呂でアヒルちゃんと遊ぼうか?」と再度誘ってみる
なんとかしようと躍起になるよりスムーズに物事が進むこともあります。
兄弟がいる場合の対応法
下の子がイヤイヤしているとき、上の子も巻き込まれがち。そんなときは:
同時対応のコツ
– 上の子に「お兄ちゃんお姉ちゃんがお手本見せて」と頼む
– 上の子が先に行動することで、下の子も自然と続くことが多い
– 上の子にも「待ってくれてありがとう」と感謝を伝える
きょうだい育児でのイヤイヤ対応
きょうだいがいると、一人がイヤイヤを始めると連鎖することがありますよね。そんなときの回し方をお伝えします。
同時イヤイヤが起きたときの対応
ステップ1:安全確保
まずは物理的に危険がないかチェック。階段や道路から離れた場所に移動。
ステップ2:優先順位をつける
– より小さい子、より激しく泣いている子を優先
– 上の子には「ちょっと待ってね、すぐお話聞くから」と声かけ
ステップ3:片方に集中
一人ずつ対応することで、それぞれの気持ちを受け止められます。
片方に手が離せないときの安全確保
便利アイテム
– ベビーゲート:危険な場所への侵入を防ぐ
– 大きめのプレイマット:座って遊べる範囲を決める
– おもちゃボックス:すぐに気を引けるアイテムを準備
実際に効果があった!ママたちの体験談
Aさん(2歳男の子のママ)
「着替えを嫌がって毎朝大変でした。でも『パジャマさんとお洋服さん、どっちとバイバイする?』と聞くようになったら、息子が自分で選んで着替えてくれるように。選択肢があるって大事ですね」
Bさん(1歳女の子、3歳男の子のママ)
「上の子がイヤイヤを始めると、下の子も真似して大変でした。でも『お兄ちゃんがお手本見せて』と上の子に頼むと、張り切って行動してくれて、それを見た下の子も続いてくれるように」
Cさん(2歳女の子のママ)
「私も娘が1歳半の頃、何でもかんでも「イヤ!」と叫び、癇癪を繰り返す日々でした。公園でも、スーパーでも、家の中でも。周りの子どもたちがちゃんとできているように見えて、「うちの子だけどうして?」って毎晩SNSで検索していました」
でも、気持ちを受け止めることから始めたら、少しずつ変わっていったそうです。
すぐに使える!シーン別声かけ集
朝の準備編
– 着替え: 「今日は何色の服にする?」
– 朝食: 「パンとおにぎり、どっちが食べたい?」
– 歯磨き: 「いちご味とミント味、どっちにする?」
お出かけ編
– 玄関で動かない: 「手を繋ぎなさい」と強制されると、反発してしまうんですね「お外で何見つけられるかな?」
– 靴を履かない: 「右の靴と左の靴、どっちから履く?」
– ベビーカー拒否: 「アヒルさんとカエルさん、どっちと一緒に入る?」
帰宅・生活編
– お風呂嫌がり: 「今日はどのおもちゃと一緒にお風呂入る?」
– 寝るの嫌: 「今日はどの絵本読もうか?」
– 片付け嫌: 「おもちゃさんたち、おうちに帰りたがってるよ」
よくある失敗パターンと改善法
NG例1:感情的になってしまう
失敗例: 「もう!何でいつもイヤって言うの!」
改善法: 深呼吸して、まず自分の気持ちを整えてから声かけを。子どもがかんしゃくモードの時には、こちらは絶対に感情を荒立てないように心がけ、冷静に対応してください。
NG例2:理屈で説得しようとする
失敗例: 「歯磨きしないと虫歯になるでしょ」(2歳児に向かって)
改善法: 理屈よりも感情に寄り添う。「歯磨きイヤなんだね」から始める。
NG例3:選択肢が多すぎる
失敗例: 「どの服着る?」と10着並べる
改善法: 選択肢は2-3個に絞る。多すぎると決められなくてさらにイヤイヤが激化することも。
イヤイヤ期を乗り切るママの心構え
完璧を求めない
子どもはもちろん、大人にも完璧な人はいません。イヤイヤ期だから仕方ない、時間がなかったから仕方ない、といったスタンスでおおらかに考えるように心掛けましょう。
毎日完璧な対応ができなくても大丈夫。保育のプロが教える魔法の声かけは、すぐに効果が出るものばかりではありません。根気強く続けることで、少しずつ変化が現れます。
ママ自身のセルフケア
遊び心は親の心の余裕がないと生まれません。親が十分に休息し、栄養を摂り、リフレッシュすることで子供と向き合う時に遊び心が芽生えると思います。
具体的なセルフケア方法:
– 10分だけでも一人時間を作る
– 好きな飲み物でホッと一息つく
– パートナーや実家に頼れるときは頼る
– 保育園や地域の支援センターの保育士さんに、具体的なアドバイスをもらうのもおすすめです
成長の証として捉える
イヤイヤが激しいということは、それだけ自我がしっかり芽生えている証拠。イヤイヤ期は、子どもが自立に向かう大切な一歩です。この時期を乗り越えた子どもは、大きく成長します。
まとめ:今日から試せる7つの基本テクニック
1. 気持ちを受け止める – 「イヤなんだね」から始める
2. 選択肢を与える – 「AとB、どっちがいい?」
3. ワンクッション置く – 「終わったらね」で時間的余裕を
4. エンターテインする – 遊び心で楽しい雰囲気作り
5. 気持ちを代弁する – 「〜したかったんだね」
6. 共感と提案をセット – 受け止めてから次の行動を提示
7. 待つ時間を作る – 急かさず子どものペースに合わせる
明日から始められることは?
今日紹介した7つの方法から、まずは1つだけ選んで明日試してみてください。全部をいきなりやろうとしなくて大丈夫。1つできるようになったら、次の方法を試すというように、少しずつ増やしていけば十分です。
イヤイヤ期は永遠に続くわけではありません。子どもが自分でやろうとしている時は、時間がかかっても見守ってあげてください。その「待つ時間」が、子どもの自立心を育て、結果的にイヤイヤ期を早く終わらせる鍵になります。
子育てに悩んだり、うまくいかない日があっても大丈夫。あなたは、毎日本当によく頑張っています。イヤイヤ期の対応に悩むということは、それだけお子さんのことを考えている証拠です。
今日お伝えした方法が、あなたの毎日を少しでもラクにしてくれることを願っています。一緒に、子どもの成長を見守っていきましょうね。


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