「うちの子、保育園でトイトレできるかな?」そんな不安、ありますよね
保育園の入園説明会で「トイレトレーニングを始めてください」と言われて、どこから手をつけたらいいのかわからない…そんなママの気持ち、よくわかります。
私の長女が2歳の時、保育園から「そろそろトイトレを始めましょう」と言われたとき、正直パニックでした。「何を準備すればいいの?」「家と園で違うやり方だったらどうしよう」「失敗ばかりで先生に迷惑をかけるんじゃ…」
でも今振り返ると、保育士さんは毎年、多くのお子さんを指導する「トイレトレーニングのプロ」です。園と家庭で連携すれば、思っているより順調に進むものです。
今回は、保育園と歩調を合わせながら進める「初心者でも失敗しないトイトレ」のコツを、3つのステップで解説していきますね。
ステップ1:保育園トイトレの「基本のキ」を理解しよう
保育園でのトイトレはいつから?
トイレトレーニングを開始する時期については、一般的には2歳~3歳くらいと言われています。でも、実際の保育園では子ども一人ひとりの発達に合わせて開始時期を決めています。
我が家の長女は2歳2ヶ月で始まりましたが、次女は2歳8ヶ月でした。同じ家庭でもこんなに違うんです。
開始の目安となるサインはこの3つ
1. 歩行が安定している:しゃがんだりジャンプしたりする動作ができるようになると、トイレまで自分で歩いて行ったり、補助便座やおまるに安定して座ることができる
2. 簡単な会話ができる:「おしっこ出た」「トイレ」などの単語を理解している
3. おむつが濡れない時間が長くなった:2時間以上おむつが乾いていることが増えた
保育園でのトイトレの進め方
「登園後」「朝の会後」「昼食前」「帰りの会前」などそれぞれの活動の前や後に「トイレタイム」を設定して、排泄に行くことを習慣化していきます。
この決まったタイミングが、家庭でも参考になります。生活の区切りでトイレに誘うことで、子どもにとってもわかりやすいリズムが作れるんです。
保育園では「みんなが行くのだからぼくも行ってみよう」という思いから、家では嫌がっていた子がすんなりトイレに向かうことも多いそうです。集団生活の良い影響ですね。
ステップ2:お家での基本の進め方をマスターする
園と家庭の連携が成功のカギ
気をつけたいのは、「すべてを保育園任せにしない」ということです。保育園と密に連絡をとって、お子さんが園でできたことをほめてあげたり、保育園のトイレのようにおうちのトイレを飾り付けてみたり、おうちでもトイレトレーニングができるようサポートしてあげましょう。
実際に我が家でやってよかったのは:
– 園での成功を夕方のお迎えで先生から聞いて、家でも思いっきりほめる
– 園で使っているのと同じキャラクターのシールを家でも使う
– 園でのトイレタイムに合わせて、家でも同じ時間にトイレに誘う
家庭でのトイレタイムの作り方
トイレに誘うタイミングはあらかじめ決めて、その時にオムツが濡れていなければ便座に座る、を繰り返していくと、スムーズに進んでいくように思います。
我が家のトイレタイム例
1. 朝起きた時(おむつが濡れていなければ)
2. 朝食後
3. お昼寝前
4. おやつの前
5. お風呂前
6. 就寝前
誘うタイミングはあまり頻繁にせず、また、変えないほうが良いとのことなので、最初に決めたタイミングを続けることが大切です。
失敗した時の対応で差がつく
失敗しても、絶対に叱らないでください。「次はでる前に教えてね」「パンツが濡れたままだと気持ちが悪いから、お着替えしようか?」など前向きな声かけをしましょう。
私も最初のころ、床が濡れるとつい「あーあ…」と言ってしまっていました。でも、子どもは大人の表情をよく見ています。がっかりした顔を見せると、子どもも「失敗した」という気持ちになってトイレに行くのを嫌がるように。
「大丈夫大丈夫!拭けば大丈夫だから、次は座れたら教えてね」と明るく言うようになってから、子どもの気持ちも前向きになりました。
きょうだいがいる場合の回し方
上の子のトイトレ中に下の子が泣き出したとき、どうしていますか?
同時に起きた時の回し方
– トイレに座っている上の子には「少し待っててね、すぐに戻ってくるから」と声をかける
– 下の子を安全な場所(ベビーサークルなど)に一時的に置く
– 上の子のトイレが終わってから下の子のお世話をする
片方に手が離せない時の安全確保
– ベビーゲートでトイレの入り口を区切り、下の子が入ってこないようにする
– 上の子がトイレにいる間、下の子はリビングの安全なスペースで待機
– どうしても目を離せない時は、無理せずオムツで過ごす時間があっても大丈夫
ステップ3:便利グッズで「できた!」を増やそう
基本の3点セットから始める
補助便座やおまるを使えばトイレへの落下の危険を回避でき、安定した姿勢で座れることで恐怖心を軽減し、安心感を得ることもできます。
必須アイテム
1. 補助便座:使いやすく安価なのはシンプルな補助便座
2. 踏み台:足場があると踏ん張ることができるので、うんちの時にも活躍
3. トレーニングパンツ:布パンツとオムツの中間的な存在
私のおすすめは、踏み台一体型の補助便座。子どもが自分で座れるようになると、「自分でできた!」という自信につながります。
掃除・洗濯を楽にするお助けアイテム
トイトレ中の掃除や洗濯は頻度が上がります。この時期を乗り切るために、掃除グッズの準備は必須です。
掃除用品リスト
– アルコールスプレー(トイレや床の清拭用)
– 使い捨てのペーパータオル
– 重曹スプレー(臭い取り用)
– 防水シーツ(車のシートやソファの保護)
汚れてしまったところを、100均などに売っているアルコールスプレーを湿らせた古布などに吹きかけ、汚れたところをふき取ると衛生的です。
モチベーションアップグッズ
シール・絵本・アプリの活用
トイレでおしっこやうんちができたら、シールを付属のシートに貼ってあげましょう。シールを貼る・シートが埋まっていく楽しみを味わえるため、トイレに行く習慣が自然と身につきます。
我が家では「できたねシール」を用意して、成功したらシールを選ばせていました。キラキラシールやお気に入りのキャラクターシールを用意すると、子どもの目が輝くんです。
絵本も効果的です。「ママ~ウンチをするときはネズミさんみたいにトイレでしてみる~!」と娘から提案してくれるようになりましたという体験談もあるように、絵本のキャラクターと一緒にトイトレを進めることで、子どもが前向きに取り組めます。
「うまくいかない」時期を乗り越える知恵
よくある悩みと解決法
「家では失敗ばかりなのに、保育園ではできてる」
保育園で布パンツで過ごすことができていたり、トイレでおしっこできているだけでもすごいですし、おうちの方と離れている環境で頑張っている分、おうちではついつい紙パンツが恋しくなったり、甘えたくなるのかもしれませんね。
これ、本当によくある悩みです。家は子どもにとって一番安心できる場所だからこそ、甘えたい気持ちが出るのは自然なこと。焦らず見守ってあげましょう。
「濡れても気持ち悪がらない」
お子さん本人に「漏れた時の違和感、気持ち悪さ」を感じてもらい、その時に「濡れちゃったね、次はトイレでしてみようか」等の声掛けをしていくと、お子さん自身が「トイレでするものなんだ」と気づいていきます。
薄い布パンツを試してみるのも一つの方法です。吸収体の入っていない、薄い布パンツを半日履かせてみることで、濡れた感覚をより感じやすくなります。
休憩期間があってもいい
トイトレがなかなか進まない場合は無理をせず、いったんお休みする期間があっても良いでしょう。
我が家も次女の時、2歳10ヶ月でいったん休憩しました。イヤイヤ期の真っ只中で、トイレを嫌がることが増えたからです。1ヶ月ほどお休みして、3歳1ヶ月で再開したらあっという間に進みました。
子どもの心の準備が整うタイミングを待つことも、大切な判断だと実感しています。
長期的な見通しを持って、ゆったり構える
トイトレ完了までの期間
半年から1年ほどで完全にパンツに移行する子が多いです。しかし、気温差が激しい時期や寒い日、雨天の日にお漏らし率が高いので完全にパンツに移行できた後でも長い目で見守るようにしています。
これを知っているだけでも、気持ちが楽になりませんか?「もう3歳なのに」「まだオムツなの?」という周りの声に惑わされず、我が子のペースを大切にできます。
季節を味方につける
トレーニングのスタートは、薄着になる春夏シーズンがおすすめです。サッとズボンやパンツを脱げるので失敗も少なくなり、お子さまの自信にもつながるはず。また、失敗して服を汚しても洗濯物が乾きやすいため、ママ・パパの負担も減らせます。
ただし、冬は外出することが少ないため、「自宅でトイレトレーニングに集中できる」と感じる場合もあるようです。各家庭の事情に合わせて、無理のない時期を選ぶのが一番ですね。
まとめ:保育園と家庭、みんなでトイトレを応援しよう
トイトレは子どもの大きな成長のステップ。あせらずに子どもに寄り添い、その子のペースで進めることが大切です。
今日から始められること
1. 保育園の先生とトイトレについて相談する時間を作る
2. 家庭でのトイレタイムを決めて、習慣化を図る
3. 基本の便利グッズ(補助便座・踏み台・トレーニングパンツ)を準備する
4. 失敗を責めず、成功をたくさんほめる環境を作る
何より大切なのは、ママ自身が焦らないこと。一人で悩みを抱え込まずに「子ども一人ひとりに個性があるように、トイトレの進み具合も人それぞれ」という気持ちをもって、取り組むことができるとよいですね。
保育園の先生たちはトイトレのプロ。困った時は遠慮なく相談して、園と家庭で連携しながら、お子さんの「できた!」をたくさん応援してあげてくださいね。
きょうだいがいて大変な時期でも、トイレタイムだけは上の子との特別な時間として大切にする。そんな気持ちでいると、トイトレも親子の大切な思い出になりますよ。


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